小豆島の新たなスポット「夏至観音」
小豆島霊場一番札所「洞雲山」をご存知ですか?
話題沸騰中の「洞雲山」で夏至限定の観音像を拝みましょう
小豆島霊場一番札所「洞雲山」夏至観音
夏至観音とは?
夏至の時期、暗い洞窟内に太陽光が差し込み、岩肌に光で観音像が現れる光景のことです。6月21日前後に見ることができます。
※夏至とは
6月の中旬ごろにある、一年のうち一番太陽が昇っている時間が長い日のことで、要は昼の時間が一番長い日です。
このありがたい光景は昔から伝わっているものではなく、なんと平成に発見されたもの。お遍路さんが撮った写真から偶然発見されたのだそうです。
小豆島霊場一番札所
「洞雲山」
「洞雲山」とは
小豆島霊場一番札所「洞雲山」は小豆島八十八ヵ所めぐり第1番の霊場です。御本尊は財宝福徳をもたらす毘沙門天。[御本尊]毘沙門天
[御詠歌] 仙人の よわいと共に ちよろずの 宝授くる みほとけぞこれ
[御真言]オン ベイシラマンダヤ ソワカ
駐車場~「洞雲山」御本尊まで
駐車場から「洞雲山」の御本尊までの道のりをざっくりご案内いたします。
小豆島霊場一番札所「洞雲山」には10数台止めることができる無料の駐車場があり、ずらりと並んだお地蔵さまがお出迎えしてくれます。
道中にも小さなお地蔵さまが!
道なりに徒歩数分で洞雲山に到着です。
横の階段から境内に入ることができます。
上った先には大師堂があり、五鈷杵がおいてあります。五鈷杵を撫でてご利益をもらいましょう。
階段を上がって大きな杉の木の間を抜けると「大師お杖の水」と称される泉を見ることができます。夏でもひんやりと涼しく、ぽちゃりぽちゃりと上から水が滴る様子を見ることができます。
そこから道なりに奥へと進んで行くと本堂がある洞窟「仙雲窟」に到着します。途中には岩の上に立つ身代り不動明王や恵み観世音を見ることができます。
洞窟をそのまま利用しているため夏の昼でも中は薄暗くひんやりとしています。ここでは毘沙門天が祀られており、お守りなども購入することができます。
夏至観音を見てみよう
ここでは夏至観音が現れる様子をGIFでお見せします。
洞雲山ではここならではの雰囲気や光景があり、御朱印(御朱印代300円)をもらうこともできますので、興味がある方はぜひ現地にお越しください。
アクセス
洞雲山へは土庄港から車で約40分。坂道が険しいのでマイカーかレンタカーでのアクセスがおすすめです。無料の駐車場がありますので、県外からのご旅行もご安心ください。
訪れる際のポイント
・車がおすすめ
曲がりくねった山道や急斜面を進んで行かなくてはいけないので車は必須。徒歩や自転車で来るのはおすすめしません。
・平日がおすすめ
土日は観光バスや県外からの観光客などが大勢見に来るので、夏至観音を確実に見たいなら平日がおすすめです!
・ベストポイントは洞窟の出入り口付近
夏至観音を見るベストポイントは本堂がある洞窟「仙雲窟」の出入り口ですが、混んでいるとうまく見ることができない場合があります。早めの場所取りと譲り合いが◎